第26回山梨県中学生新人駅伝競走大会
in 南アルプス市櫛形総合運動公園
結果表
参加88校
(県内学校対抗35校・県外学校対抗26校・県内部対抗27校)
5区間 11.72km
午前9時45分 スタート
先頭集団の2番手でスタジアムを出るのは、
飯島理子選手(甲府北中2年/1区(3㎞) 2年連続区間賞10分28秒。甲府北中総合成績2位の原動力となる。大会の女子優秀選手賞獲得)
最新全国中学ランキング800m 2分15秒50 49位
1500m 4分34秒49 35位
県勢2番手で競技場を後にするのは、櫛形中駅伝部A主将、
野田美月(紫のユニフォーム・櫛形中2年/10分44秒、区間2位の力走で総合優勝への道を拓く。県中学新人陸上・3000mの覇者)
「直近の10日間、学校への脅迫事件で部活動が出来なくて、不安だった。このコースの自己ベストに16秒も悪かったが、優勝できてホットしている」
韮崎西中、押原中、若草中が続く。
若草中、玉穂中、以下続々と「襷が走る」
甲府北中・第2区走者・河野もな(左から4人目/1年/県中学新人陸上1年、800m1位)発進!2区1.94㎞、区間2位の激走・7分08秒
櫛形中駅伝部・2走・伊藤万由(右端・2年/2区、ただ一人、6分台で駆け抜け区間賞獲得!6分50秒。昨年のこの大会、1年生ながらアンカーを任され、ゴールテープを切っている。県中学新人陸上、3000m6位入賞)
「県大会よりキツかった。区間賞がとれてうれしい」
伸びています!
若草が来た。右端・2走は1区・亀ケ川のガンバリに微笑む内田。
その場ランニングで「ラスト!」の声をかける。
大月東(中央・手を見る)
韮崎西(ピンクの鉢巻・手を挙げる)
甲府北東(半身の体制で手を前に)
玉幡(右端)
NO.518(右から2人目)は、部対抗・優勝の玉幡中バトミントン部A!凄い。
甲府北東1走・大澤真由(2年/県中学新人陸上 800m 5位入賞)が6位でタスキ・ゾーンへ。
左端とその隣に、駅伝の名門、八田と白根巨摩が並ぶ。
「こっちコッチ(悲鳴)」 「どこ何処(怒号)」
ゼッケン218・玉幡中バスケ部A 大勝聖花(1年)は1区3㌔を11分36秒で激走。見事、部対抗の部トップでタスキリレー。
押原中の2区は、
瀧遥(1年/県中学新人陸上 1年200mの覇者)
受け渡しラインに一斉に並ぶトップグループの第3走者。
中央・紫の櫛形中駅伝部Aは、
清水菜生(1年/県新人陸上1年100mH・2位)
「2区の万由さんがトップで帰ってきてくれた。差を広げようと思った」
7分16秒の好タイムをたたき出し、見事、区間トップで、2位・甲府北との差を31秒に広げた。
甲府北は、3走の坂本優歩がスタンバイ(左から2人目/1年/県新人陸上1年800m7位入賞)
坂本も、区間4位の力走で2位をキープする。
この時(2区終了時点)、櫛形と甲府北との差は2秒。
マッチレースが繰り広げられた。
韮崎西の佐野梓(2年/県中学新人陸上100mH6位入賞)がゆく。
区間記録2位(7分36秒)で追い上げる。
オール1年生でオーダーを組んだ玉幡中!大健闘の8位でのタスキ渡し。
第3走者は金丸瑞季(県中学新人陸上 1年走幅跳のチャンピオン)
ほぼ同時にタスキ・ゾーンに戻って来たのは、
紫の上下・櫛形B 斉藤凪沙(2年/県中学新人陸上 200m2位)
黒は塩山A 内田柚葉(1年/県中学新人陸上 1年200m4位)
白根巨摩のタスキ。
2区を終えたのは、名取舞菜(2年/県中学新人陸上 800mと3000mで共に4位入賞者)
左・城南中の藤田朱音(2年)は、県中学新人陸上 砲丸投6位入賞者。
石和中陸上部A
2走:岩間三咲(2年/県中学新人陸上 100mH 4位)
3走:伊藤有花(2年/県中学新人陸上 走幅跳 2位)
さあ来た!スタート体勢で手をのばす、櫛形の4走は、
相原咲良(2年/県中学新人陸上 100mH2位)
2位・甲府北とは31秒差。相原自身、区間2位と頑張り、独走態勢に入る。
「後ろに北がいたが、振り返らずに走った」
甲府北、3走坂本から4走小池香帆(1年)へ。
櫛形を追う。韮崎西から逃げる展開。
3位・韮崎西の追撃が始まる!背中・2走の佐野が区間2位の記録でタスキをツナグと、4区の狐塚理子(2年)は区間賞の爆走!
2位・甲府北と1分以上の差を、5区に渡す時、14秒差まで縮めた。
記念すべき第1回大会の覇者・双葉中の4走・饗場那乃海(1年)両腕をしっかり突き出す。
3位・韮崎西は22秒前をゆき、20秒差で5位・八田中が後ろにいる。
八田中は、1年生同士でタスキリレー。3走・帯金玲菜から4走・池上早紀へ。
すぐ後ろ4秒差に若草が迫る。
若草も1年生リレーで追う。
3走・伴野瑞季が4走・遠藤綺にタスキを託す。
5秒後ろに玉幡が続く。
7位でタスキの玉幡。3走・金丸~4走・北村鈴(1年)の「ハイ!タスキ」
9秒で大月東が後ろに。
大月東3区の池川まとい(1年)が区間3位の好走で、順位を2つ上げて戻ってきた。
4走・長田彩華(1年)発進。
3区終了時点で、14位の櫛形B(中央)、15位の白根巨摩(左)、16位の
城南(右)がタスキを待つ。
ハードルの女王・三吉南緒(櫛形2年/ジュニアオリンピック陸上・2年女子100mH 6位入賞、県中学1年生・県中学2年生最高記録保持者)参戦!
1位でタスキ・リレーは、櫛形!
4走・相原から、アンカー・松本響(1年)へ。
貯金は(2位・甲府北とのタイム差)は、1分13秒に。
松本は「最終区を任され不安はあった。練習の成果を信じて走った。美月先輩から咲良先輩までの、想いの詰まったタスキの”重さ”を感じた」
プレッシャーを励みに、区間4位の好走をみせ、栄光のゴール・テープを切る!
2位:甲府北・アンカー天野真(2年/県中学新人陸上 3000m 2位)発進!
天野は区間2位の猛追でゴール。2年連続の総合2位!
3位:韮崎西・アンカー高師史花(左・2年/県中学新人陸上 3000m 7位)もスタンバイ。14秒差で甲府北に続く。
高師、区間6位の力走で、こちらも2年連続総合3位でのゴール!
4位:双葉 4走饗場(1年/区間3位の好走)からアンカー・上田彩羅(1年/県中学新人陸上 1年800m 2位)へのタスキ・リレー。
上田はこの区間2.9㎞を一人だけ10分台(10分54秒)で駆け抜け、見事、最終区の区間賞を勝ち取った。
双葉中、6年ぶりの4位入賞に貢献する!
5位:八田は池上(1年)から三森葵(1年)へのリレー。
八田、3年ぶりの入賞へ、あと2.9㎞。
名門復活をアピールした!
4走の1年生の”ガンバリ”に、目を細め、微笑ましく待ち受ける2年生アンカー。
左:若草・松田美聖
中央:大月東・田中瑠々花
右:甲西・内藤美夕
先輩アンカーの”あたたかい懐”に同時に飛び込んだ若草と甲西の4走。
入賞争いは、熾烈を極めた!
後輩の”勇気あるラスト”を讃えつつ!
8位で最終区へ。大月東・アンカー田中は、スタートした時、こころなしか、ジャンプしたかに見えた。弾む田中!
田中瑠々花(2年/最新全国中学ランキング 走高跳 13位・1m63)
1年時、3区・区間賞にして、ハイ・ジャンプは県中学2年生最高記録保持者。
この日も、前をゆく若草、甲西をとらえ、大月東は2年連続6位に食い込む。
駅伝のもつ”チカラ”
自分のゴールは、他人(ひと)のスタートになる
アンカーのゴールは、みんなのゴール
よろこびも悲しみも、逆境もフォローの風も、
号砲一発、ONE FOR ALL そして
ALL FOR ONE 苦しいが楽しい
チームのために、自分に負けない自分になる
そして、歓喜のフィニッシュ・ラインが待つ
第1位:櫛形中駅伝部A 43分46秒(5区間11.72㎞)
2年連続・10回目の優勝。
栄光のテープを切るのは、第5区(最終走者)・松本響(1年)
第5区の2.9㎞を区間4位の力走で逃げ切った。
第2位:甲府北中 44分48秒
第3位:韮崎西中A 45分23秒
栄光の櫛形中駅伝部Aチーム。心無い、学校への脅迫で、クラブ活動が出来ずに、今日を迎えた。しかし、頑張る!だからガンバル!
左から区間順
1走:野田美月(2年/駅伝部主将、区間2位)
2走:伊藤万由(2年/区間1位)
3走:清水菜生(1年/区間1位)
4走:相原咲良(2年/区間2位)
5走:松本 響(1年/区間4位)
駅伝讃歌「誰かが背中を押している」