全国高等学校陸上競技選抜大会
8/30・31 大阪 長居
「ボクの名前はヤン坊。ボクの名前はマー坊。二人合わせてヤンマーだ」
8月30日(土)午前1時30分 山梨市出発~中央道~名神高速~京滋バイパス~
近畿道~大阪環状線・駒川~長居公園
午前8時30分 ヤンマーフィールド長居 到着(約450㌔)
現地大阪の天候、晴れ・気温25°・湿度60%
報道陣一番乗り、眠いが気合いノリ十分・・・「嗚呼、大阪」
この大会は、全国高校総体で採用されていない種目の普及を目的としている。
大会プログラム表紙・センターは、前回この大会の三段跳び覇者、我等が”剱持クリア” (大会ポスターも同様)
山梨学院大付属高校「大阪・夏の陣」開幕!
最新高校ランキング(8/3判明分)トップで臨んだ剱持クリア選手(山梨学院高・2年)
9時30分:参加57名のエントリーによる予選開始。ランキング1位から10位までの選手は全員エントリーしている。
剱持は、予選1組の試技順22番。1回目の跳躍、他の選手が通過記録11m70に苦しむなか、チカラ強い助走から軽やかなジャンプ。
記録12m16、予選通過一発”クリア”
大会記録更新!(従来の記録:11m88)
午後3時からの決勝に駒を進める。
決勝進出は12名。試技順1番が剱持、4番に近藤祐未選手(山梨学院高3年/
予選1回目に11m76を跳び通過)の布陣。
※写真は、剱持の決勝トライアル1回目。更に記録を伸ばし、12m22の跳躍。
この日の剱持は、気持ち良さそうにプレーを楽しんでいた。いわゆる窮屈(きゅうくつ)なところが全く無い。
尻上がりに記録を伸ばす。
決勝トライアル2回目:12m34・・・強い。他の追随を許さない。
3回目:12m06
4回目:初めてのファール
5回目:12m28
6回目:12m37・・・絶対王者が完全優勝した!
一方、走り幅跳び”インターハイ入賞者”近藤祐未も決勝の最終トライアルで、自己ベストとなる12m01をマークして6位と面目を保った。
剱持クリアの栄光を讃える!近藤祐未の健闘を讃える。
山梨学院高・陸上部の「部旗掲揚」※右の旗
山梨学院高・大阪夏の陣。「初陣を飾る」・・・風よ吹け!
午後6時:夕闇迫る大阪・長居。グラウンド・コンディションは気温28.5°、湿度55%の条件下、「鶴翼の陣形で女子5000m決勝に臨む」
※選手右から2番目、手を挙げている齋藤暁選手(学院高3年/キャプテン)
中央で右足を持ち上げている高橋真衣選手(学院高3年)
その左、木村美久選手(学院高2年)
後列左から2番目に畠山実弓選手(学院高3年/インターハイ3000m8位)
前列右から2番目は萩原百萌選手(学院高2年)
5月の県総体で踵(かかと)を疲労骨折したが、復調なった三浦佑美香選手(学院高2年)もエントリーしたが、大事を取り欠場した。
「都王路」に向けて経験を積ませるレース・・・萩倉史郎監督
号砲一発、トラック12周半の戦いの火ぶたが切って落とされた。
集団後方待機の学院勢。ここから徐々に”上げていった”
400m通過。先頭集団に高橋と萩原、後方に齋藤、畠山そして木村。
※📷ブレブレ、スミマセン
1000m通過:3分13秒
2000m通過:6分29秒
3000m通過:9分47秒
ウエイトが落ちすぎて不調の2年・萩原が”きつくなる”
ラスト500mで、好調が伝えられた畠山が脱落。
集団10名で、ラスト1周の”鐘”
あと200mのバック・ストレート。先頭の3人。齋藤、ラスト・スパート。
レース後、キャプテン齋藤は、
「学院が強いところを見せたかった」
2位齋藤、5位高橋、7位に木村が入賞。
表彰台に3人。
「各々(オノオノ)京を目指しつつ、雲と起これや 学院女子」♬
女子2000mSC・・・SO COOL! 「水の都 大阪」
※📷2枚は、女子2000mSC(障害)予選2組から
全国を制した島田美穂選手(学院高2年)予選で独走!
県高校総体800mチャンピオンの障害レースへの挑戦。
持前のスピードで「水濠の女王」に。
大会前日入りし、障害を飛び越す練習をした。勝っちゃいました。
水濠への着水は、両足が揃っちゃいましたね。”ドボン”
大阪の水をたっぷり浴びて”戴冠”
So Cool, So Good.
19時30分:ヤンマーフィールド長居を後にする。
帰路、車窓に浮かぶ「通天閣」
「♬ 空に火が付く 通天閣に 俺の闘志が また燃える ♬」