5月6日(水・祝)
高校総体直前リポート
空手道
総体競技
日時:5月13(水)14(木)
場所:小瀬武道館第一武道場
参加校:
男子
日本航空、甲府一、日大明誠、日川、駿台甲府、市川、山梨学院、甲府工、東海大甲府、韮崎工
女子
日本航空、日川、市川、山梨学院、日大明誠、甲府一、駿台甲府、都留
種目:
男子個人組手、女子個人組手、男子個人形、女子個人形、男子団体組手、女子団体組手、男子団体形、女子団体形
◎各種目のベスト4が、関東大会(埼玉)へ出場
◎インターハイ
6/13のインターハイ県予選にて各種目1位が出場
日本航空高
部員52名(組手・形)
昨年の総体では空手道・男女アベック優勝の強豪
組手の“よっしゃあ”
昨年の関東大会では、男女とも団体組手で優勝
渕田涼凪(ふちた すずな・2年・千葉/有吉中出身・組手)
第3回東アジア ジュニア&カデット空手道選手権大会(平成26年4月・韓国/仁川)、女子個人組手(+53kg)にて、優勝。
※ジュニア(16-17歳)、カデット(14-15歳)
そして、第34回全国高等学校空手道選抜大会(平成27年3月25日~27日・東京体育館)、女子個人組手にて優勝。
「総体は優勝。第4回東アジア大会(6月3日~7日・中国/香港)でも2連覇を達成します!」
形の“よっしゃあ”
昨年のインターハイ覇者(女子個人形)・宇海水稀(うがい
みずき・2年・長野/大町市立第一中出身)
昨年のアジアジュニア&カデット空手道選手権大会、そして今年3月の第34回全国高等学校空手道選抜大会でも、女子個人組手で優勝している。
総体、関東、インターハイ、選抜と4冠を目指す。
そして世界へ。雄飛する“スーパーリンペイ”
レスリング
総体競技
日時:5月13(水)14(木)15(金)
場所:小瀬体育館サブアリーナ
参加校:韮崎工、山梨農林、甲府城西、山梨学院、都留興譲館、
中央、
種目:13(水)団体戦(リーグ戦)
14(木)個人戦 フリースタイル(勝ち点方式)
15(金)個人戦 グレコローマンスタイル(勝ち点方式)
※団体戦、個人戦の入賞ポイントで学校対抗戦の順位を決める
◎個人戦の各種目(フリースタイル・グレコローマンスタイル)上位4名が関東大会へ出場 ※団体戦はなし
◎団体戦及び個人戦(フリースタイル)の1位がインターハイへ出場 ※個人戦(グレコローマンスタイル)はなし
韮崎工高
ロンドン五輪金メダル・米満達弘さんの母校・韮崎工は、総体22回の優勝を誇る名門。
昨年のインターハイは、団体でベスト8入り。
主将・林雷(はやし らい・3年・74kg級・長坂中出身/野球部・チビレス)
昨年のインターハイ74kg級に出場、2回戦進出を果たしている。
今年は「出場選手の全階級制覇が目標」
バスケットボール
総体競技
男子
日程:5月10(日)小瀬スポーツ公園小体育館
13(水)山梨体育館・昭和町総合体育館
14(木)山梨市民総合体育館
15(金)山梨市民総合体育館
女子
日程:5月13(水)富士北麓公園体育館
鐘山スポーツセンター総合体育館
14(木)富士北麓公園体育館
15(金)富士北麓公園体育館
参加校:男子36チーム・女子31チーム/トーナメント戦
◎男子は上位2位まで関東大会(茨城)出場
女子は上位4位まで関東大会(山梨)出場
◎インターハイ
男女ともインターハイ予選(6月)の優勝チームが出場
市川高
一昨年の総体では初優勝を達成。
キャプテン・牧辰彦(まき たつひこ・3年・ガード・高根中出身)
目標は優勝。
「背が小さい選手ばかり。その分、足を使い運動量で圧倒したい。リバウンドやルーズボールを拾えるかが鍵」
学校のキャッチフレーズ “if”
校門付近にて、女子ソフトテニス部のみなさん。
部員はマネージャー含め23名。
「ベスト4目指しガンバります!」
ROAD TO WAKAYAMA
男女共、大会最多の参加校数の陸上競技。
男子38校36チーム(桂・谷村・興譲館の3校合同チーム)
女子30校29チーム(桂・興譲館の2校合同チーム)
陸上の学校対抗では、山梨学院高が3年連続・男女アベック優勝
南関東大会へは、各種目6位入賞者まで。ただし、競歩と混成は
4位まで。
インターハイへのステップである南関東大会は、6月19日から
4日間、山梨中銀スタジアムで開催される。
4月29日(水・祝)
高校総体直前リポート
ボート
総体競技
日時:5月13日(水) 7:00~12:00
会場:河口湖漕艇場
参加校:男子 富士河口湖高・富士北稜高・吉田高
女子 富士河口湖高・吉田高
各種目(シングルスカル・ダブルスカル・舵手付きクォドプル)トーナメントで着順を競う。全6レーン、直線1000m。
◎各種目1位が関東大会へ出場。
◎インターハイの出場権を得るには、6/20のインターハイ県予選(河口湖漕艇場)にて、1位を獲得すること。
河口湖漕艇場・午前5時45分、練習開始。河口湖は10時を過ぎると風が出てくるので、練習時間は早朝に限られる。
この日は富士河口湖高・吉田高の合同練習。直線1000mのコースを漕ぐ実践練習中心に行われた。
富士河口湖高
競技:シングルスカル
【1人が2本のオールを漕ぐ競技用ボートのこと。1人漕ぎ。直線1000mのコース】
モレノ・スティーブン(3年・吉田中出身)
「総体は必ず優勝して関東大会に出場します」
舵手付きクォドルプル チーム
【舵手つきクォドルプル:1人で2本のオールを持つ4人漕ぎの艇。舵手(だしゅ・船の舵取り役)が付く。総勢5名。直線1000mのコース】
左から
山崎郁弥(やまざき ふみや・3年・河口湖北中出身・昨年の総体は同競技で1位)
宮下龍征(みやした りゅうせい・3年・主将・吉田中出身・昨年の総体は同競技で1位・昨年のインターハイ出場)
萱沼響(かやぬま ひびき・3年・吉田中出身・昨年の総体ではシングルスカルで出場3位)
堀内一輝(ほりうち かずき・3年・河口湖北中出身・昨年の総体は同競技で1位・昨年のインターハイ出場)
古屋廣一郎(ふるや けいいちろう・3年・河口湖北中出身)
宮下主将
「総体、関東、インターハイ、部員全員で全種目に出場するのが目標。当然、優勝を狙います」
「河口湖は頻繁に風が吹くため、なかなか練習出来ない。今日の様な天気は貴重。一回一回、艇に乗れる機会を大切にしたい」
競技:シングルスカル
和光拓海(わこう たくみ・3年・吉田中出身)
競技:シングルスカル
佐藤雄紀(さとう ゆうき・3年・吉田中出身・昨年の総体は舵手付クォドブルで出場1位)
競技:舵手付クォドブル
左から
笠原麻里(かさはら まり・3年・湖南中出身)
渡辺夏帆(わたなべ かほ・2年・忍野中出身)
渡辺真理亜(わたなべ まりあ・3年・湖南中出身)
相澤菜々(あいざわ なな・3年・湖南中出身)
大森響長(おおもり きょう・2年・吉田中出身)
ベストタイムは4分03秒、目標タイムは3分55秒。昨年のチームは同競技・3分54秒で優勝している。
追いつき追い越せ。
競技:ダブルスカル
【2人の選手が、オールを1人2本ずつ計4本で漕ぐボート。直線1000mのコース】
曽根さやか(左・そね さやか・主将・下吉田中出身・昨年の総体は舵手付きクォドルブルで出場1位・昨年のインターハイ出場)
白須彩香(右・しらす あやか・2年・下吉田中出身)
「4分を切って優勝します!」
吉田高
競技:ダブルスカル
土屋夏彦(前・つちや なつひこ・3年・河口湖北中出身)
藤井拓弥(後・ふじい たくや・3年・主将・河口湖北中出身)
昨年の総体同競技・優勝コンビ(3分31秒24)。インターハイにも出場している。ベストは3分25秒。
「今年は3分20秒台前半で優勝したい」
競技:ダブルスカル
安田早苗(左・やすだ さなえ・2年・忍野中出身)
流石章代(右・さすが あきよ・3年・湖南中出身)
二人とも昨年のインターハイに出場。
「少しでもタイムを縮めたい」
競技:シングルスカル
渡邊花穂(わたなべ かほ・3年・河口湖北中出身・昨年のインターハイ出場)
第13回全日本ジュニアボート選手権大会(6月12~14・熊本県)に出場予定。「大会では4分を切り、上位に食い込みたいです」
競技:ダブルスカル
流石伸之輔(左・さすが しんのすけ・2年・勝山中出身・昨年のインターハイ出場)
高村信音(右・たかむら しおん・2年・山中湖中出身・昨年のインターハイ出場)
「河口湖高に勝ちたい!2位は絶対条件」
「強い先輩たち(土屋・藤井)を抜きたい!!」
ロケットスタートで先輩たちのベスト・3分25秒を目指す!
“3分25秒バズーカー” ポーズ
競技:シングルスカル
堀内駿(ほりうち しゅん・3年・河口湖北中出身・昨年のインターハイ出場)
昨年は2年生ながら同競技・2位と健闘。
目標タイムは3分40秒後半。
カヌー
総体競技
日時:5月15日(金)9:30~11:00
会場:精進湖カヌー場
参加校:男子 身延高・富士河口湖高
女子 身延高・富士河口湖高・富士学苑高
競技内容:普及艇による200m競技
※普及艇:通常の艇と比べるとバランスは良いが、
スピードは出にくい
◎上位6位が関東大会へ出場。
◎6/7予定(精進湖)の県選手権がインターハイ予選を兼ねている。各種目の1位がインターハイに出場する。
身延高
県内では珍しい50mプールが完備されている。試合は湖上だが、部活動はこのプール。水泳部がないためカヌー専用練習場となっている。
部員は男子9名と女子3名、マネージャー1名の13名。
大会は200mのスプリント勝負。
直線練習が出来ないため、スタートを強化。50mダッシュを繰り返していた。
総体競技にはないが、力を入れて取り組んでいるのが「カヌーポロ」
※カヌーポロ
ポロ専用カヌー(写真。スプリント用より短く、小回りが利く)に乗り5人で1チーム(※一般では8名)
水上2メートルの高さに立てたゴールに(手やパドルで)シュートをして得点を競う。 ボールを持っている相手にはタックル可能で激しくぶつかり合うため、ヘルメットを着用する。
ボールは水球(男子用で外周68~71cm、重量400~450g)と同じ。
高校では全国でも約10チームほどしかないそうだ。関東は神奈川の山北高校と身延高の2チームのみ。
パドルと手をを巧みに使い分けながらボールを運んだり、ゴール前では衝突・激突!格闘技のようだった。カヌーと身体が見事に一体となっている。
貴重な競技に出会えた。
望月由斗主将(写真上・もちづき よしと・3年)
「総体はスプリント。河口湖高に負けないよう決勝進出が目標です」
「ポロは9月の全国大会で3位入賞を目指します」
パドルでゴールを守ります。
男子ソフトボール
総体競技
日時:5月13日(水)14日(木)
場所:釜無工業グラウンド
参加校:日川高・帝京三高・東海大甲府高・身延高
4校によるトーナメント戦
◎関東大会には2チーム出場できる。
第1代表:優勝チーム
第2代表:敗者復活トーナメント戦(優勝チームを除く3チーム)
を勝ち抜いたチーム
◎インターハイには、
男子:6/13・14のインターハイ県予選の優勝チームが出場
女子:6/13・14・20インターハイ県予選の優勝チームが出場
身延高
身延高ソフトボール部。総体9年連続26回の優勝を誇る強豪だ。
この日は静岡・掛川工業高と練習試合を組み、大会に向けて実践練習を積んでいた。4月11日に行われた県春季大会では決勝で4-9と日川高に敗れた。佐野監督は「日川高さんは力をつけ良いチームになっている。もう負けられないですね」
ディフェンディングチャンピオンとして総体・関東・インターハイへ向け、さぁ出陣。
部員21名、マネージャー3名。
仲亀祐司主将(前列中央背番号10・なかがめ ゆうじ・3年・サード・南部中出身)
「総体では自分達の特徴である積極的に振って長打を狙う姿勢を出し、大差で勝ち進みたい。勿論、優勝です」
自転車
総体競技
日時:5月13日(水)9:30~公開練習 13:00~競技開始
14日(木)9:30~競技開始
場所:境川自転車競技場(周長400m)
参加校:甲府工業高・富士北稜高・笛吹高
種目:
・1kmタイムトライアル
・4km速度競走
・スプリント
・ポイント・レース
・3kmインディヴィデュアル・パーシュート
・スクラッチ
・ケイリン
・チームパーシュート
・チーム・スプリント
※1名2種目まで出場可能(1kmタイムトライアル・団体種目除く)
◎関東大会への出場選手は、各レースの結果を踏まえ、選考会議にて決定
◎インターハイへの出場選手は、関東大会の各レース結果を踏まえ、選考会議にて決定
境川自転車競技場、甲府工業高・笛吹高・富士北稜高・富士学苑の合同練習。県内唯一の競技場であり練習場。“チームやまなし”として切磋琢磨している。ほぼ全員がロードトレーニングとして、自走でこの競技場に通っているそうだ。
この日は9:00~16:00の一日練習。400mのタイムトライアルを中心に、瞬発系のトレーニングをこなしていた。
早川誠司・甲府工業高監督
「競技人口が少ないので山梨全体で頑張るしかない。人口を増やすための取り組みは毎年の課題」
自転車競技に慣れ親しんでもらおうと、体験型イベントも予定しているそうだ。自分の自転車(競技用ではない一般用自転車)で、実際にトラックを走り、楽しんで頂くという内容。
中学校には自転車部がないため、現選手のほとんどが他のスポーツ出身。高校入学時に如何に入部してもらうか。その機会が重要であり、課題だという。
富士北稜高
鈴木将記(左・すずき まさき・2年・勝山中 野球部出身)
1kmタイムトライアルに出場予定。
宮下拓朗(右・みやした たくろう・2年・明見中 剣道部出身)
スクラッチに出場予定。
富士学苑
菅谷照生(すがや てるき・1年・富士学苑中出身)
1kmタイムトライアルに出場予定。
部員一人のため、普段は富士北稜高と一緒にロード練習をしている。
「みんなでロードを走っている時が気持ちいい!」
笛吹高
1年2名、2年2名、マネージャー1名(右)
後藤真一主将(左から2番目・ごとう しんいち・2年・甲府東中出身)
「全員が自己ベストを出せるよう頑張ります」
甲府工業高
昨年の総体では、9種目中7種目(個人、団体含め)で1位を獲得。
3年生5名、2年生2名、1年生6名。
山下直人主将(前列右から3番目・やました なおと・3年・甲府南西中 陸上部出身)ケイリンで出場予定。昨年の山梨インターハイではケイリンで2回戦進出を果たす。
「総体、関東、インターハイ、全て優勝目指す。彼女募集中です!」
山下主将、自慢のフトモモ!(約60cm!)
中島詩音(なかじま しおん・甲府工業高3年・山梨北中出身)
昨年の山梨インターハイ6位入賞(スプリント)、注目の選手。このトラックで熱い走りを魅せた。
4/25・26の2015境川サイクルトラックレース・スプリント予選では、自己ベスト10秒743を叩き出す、絶好調。
「目標タイムは10秒5」
総体、関東、インターハイでの優勝が期待される。
今冬、昨年インハイの覇者・太田竜馬(徳島・小松島西高・当時3年)選手のトレーニングメニューを教わった。その成果も出ているようだ。
※スプリント予選
競技場(400m)を2周走る種目で、ゴール前200mの全力疾走によるタイムを個々に計測し、スプリント・トーナメントに進む上12名を決定する