女子3000m 畠山選手(山梨学院高) 8位 入賞!
畠山実弓選手(はたけやま みゆ/山梨学院高・3年/若草中出身)
インターハイ陸上・最後の個人トラック・レース:最終日16時05分
16時現在のコンディション:32.5度、むし暑い。
全国高校女子、長距離NO・1を決める戦いに臨む畠山。
昨日の予選を勝ち抜いた、精鋭18名。
ブロック別に、北海道1、東北4、北関東2、南関東から畠山と神奈川の1、北信越0、東海2、近畿2、中国2、四国0、北九州1、南九州2。
写真は、場内アナウンスで紹介され、”礼”
一斉にスタート。残りの一団はアウト・レーンからのスタート。
手前から3人目が畠山。
好位キープ出来るか・・・昨日の予選では、”フワッと”出て、なんとなく中団の外を、周回しているように見えた。
”意志のあるスタート”を切った。
昨日と・・・予選と違う!
スタート直後。ここからの位置取りが、勝負の行方を左右する。
400m通過。
じっくり、足をタメル。最後方、内(イン)赤のレーシング・シュウズ。
800m通過。
今日のコンディションを自覚し、レーシング・プランを決めたか・・・
ジワリと、集団の前方進出を開始しました。
1200m通過。
また、ジワリ前へ・・・
先頭の1000mの通過、2分57秒。速い!(予選の1200は3分06秒だった)
そろそろ、レースが動くか・・・
周回を重ね、集団が縦一列になる。好位置キープ。
ラスト200m、<追った!逃げた!>
絞り込んだ<弓>を、解き放つスパート! <実>れ!
自己ベストを更新する9分20秒89のゴール。
栄光を讃える。8位入賞。
バック・スタンドに陣取り、応援したチーム・メイト。
表彰式が終わり、真っ先に駆けつけたのは、女子駅伝部・萩倉史郎監督の元。
「試合間隔があいた。予選ではカタくなり、ラスト300で”まくられて”しまった。今日は落ち着いていて、レース前、笑みが見られた」
萩倉史郎監督「さあ、挨拶に行きなさい」
向かった先は・・・
家族と親戚・・・そして、
チーム・メイト
オ・マ・ケ
<実>るほど、こうべを垂れる・・・では、ありません。
女子ホッケー 巨摩高女子、無念の敗退 8/3
巨摩高イレブン 健闘及ばず、西京高校(山口県)に屈す。
白根中央公園の天然芝ピッチに<チーム コマ>の涙。
試合は西京のセンターパスにより開始される。巨摩高が終始攻め気味で試合
を進め、9番・名執を中心にドリブルで相手陣地に攻め込むも、西京の堅い
DFに阻まれ、点にまで到ることが出来ない。
前半28分カウンター攻撃を見せた西京はPCのチャンスを得ると、2番・西
がプッシュで押し込み先制点とした。西京1点のリードで前半終了。
後半、勢いの出た西京は果敢に巨摩陣地に攻め込み5番・尾本が豪快にヒ
ットでシュートを決め2点目とする。
点を取りたい巨摩は必死に攻めるも点をものにできず、試合終了。
前半0-1、後半0-1、計0-2
「文化の華を ひらかばや」
午前10時、気温31.5℃、男子やり投 予選1組 青沼李軌選手(あおぬま りき・山梨学院3年)登場。
予選通過記録は62m。
1回目:57m48 「1回目で決勝を狙った。意識し過ぎた」
2回目:55m52 「リラックスして投げたが。。。」
3回目:48m79 「プレッシャーで力みすぎた」
「流れをつくれなかった」
会場の雰囲気にのまれ予選敗退。
自らの課題は精神面だと認識している。関東を制した時は「優勝必達」という強い意志と明確な目標、そして気象条件(大雨でした)が集中力を高めた。しかし今回は‟ホーム小瀬”を味方に出来なかった。
どのような状況でも、自らの流れをつくる力。。。
今回の経験は力となるはず。
「悔しい。すぐに練習がしたい」
女子走幅跳・予選通過記録は5m75。
剱持クリア選手(けんもち くりあ・山梨学院2年・関東大会2位・高校ランキング5位)の山梨インターハイ。
1回目で5m71の跳躍。
予選通過は時間の問題と思えた。
しかし、
2回目5m60
3回目ファウル。。。(写真)
期待され続けた2年生エースの夏が終わった。
スタンドから見た決勝。
和歌山(来年のインターハイ)での自分の姿を想像していたのか。
初めての挫折かもしれない。
それは「優勝」への踏み切り板。
女子走幅跳 近藤祐未選手 8位入賞!
近藤祐未選手(こんどう ゆみ・山梨学院3年・関東大会5位)の最初で最後のインターハイ。「地元なので入賞したい」
予選通過記録は5m75。
通過プランを「出来れば1回目で、2回目ではゼッタイ」とした。
1回目:5m64 惜しい。
2回目:5m78!!
いつもと違うスタジアムの雰囲気にも「平常心。変わらない」
プラン通り決勝へ。
決勝
1回目:5m72
予選の勢いそのままに「着地が上手くいった」と好記録
2回目:5m57
3回目:5m60
トップ8に残る!
剱持選手が駆け付ける。
「助走が疲れてきているよ」共に戦ってきた後輩のアドバイス
「彼女の分までガンバル!!」
4回目:5m49
5回目:5m65
6回目:5m38
後半は、体力が落ちて助走ピッチが上がらなかった。
しかし、8位入賞!!
※優勝は水口怜選手(東京・白梅学園3年)6m14
着地時に腰が落ち過ぎないよう修正してきたのが、好記録の要因。
「記録は不満だが、入賞は素直に嬉しい」
自己ベスト越え(5m80)とはいかなかったが、県民の期待に応えた。
陸上で「精神面が強くなった」
「技術を磨いて2020年東京オリンピックに出場してみたい」
左・近藤晃弘選手(こんどう あきひろ・山梨学院2年・陸上部)
頼りになる弟くん。お姉ちゃんの試技中もアドバイス。
祐未選手「自分の跳躍を分かってくれている」
右・お母さん「入賞してとても感激!」
男子八種競技 山下黎選手 3位 表彰台!
5月県総体 優勝 5334点 6月南関東大会 優勝 5531点
山梨の大エース、登場。
県総体・関東大会と栄冠に輝き、自己記録を更新してきた。
「最低でも入賞(8位)」
進化し続ける鉄人の∞(無限)ストーリー。
100m
記録 11秒11(向かい風1.7m)/順位 1位(38名中)/得点 836点
走幅跳
記録 7m09/順位 1位(38名中)/得点835点
出場32名中、唯一の7m台。
砲丸投
記録 10m51/順位 19(38名中)/得点 516点
苦手種目のひとつ。
関東大会での10m08から43cm伸ばした。
400m
記録 49秒80/順位 3位(38名中)/得点 824点
4種目終了時点、総合3011点でトップ。
110mH
記録 15秒67(向かい風1.9m)/順位 15位(38名中)/得点 770点
苦手種目のひとつ。
関東大会での16秒32から大幅に縮めた。
やり投
記録 51m78/順位 4位(38名中)/得点 615点
1回目:ファール
2回目:51m78
3回目:ファール
ファール2回「右腕が開いてしまった」
2回目の投てきがライン内側に収まる。
「ファールにならずホッとした」と小さくガッツポーズ。
6種目終了時点、トップの座を明け渡す。
走高跳
記録 1m75/ 順位 26位(38名中)/得点 585点
苦手種目のひとつ。
関東大会での1m73より2cm高く跳んだ。
7種目終了時点、4位に降格。
しかし首位との差は僅か70点の接戦。
最終種目の1500mに全てを懸ける。
その頃バックスタンドには、、、
集まった、集まった!総勢450名のオール山梨大応援団。
駿台甲府と補助員で大会を支えている各校陸上部の選手たち。
「レイ、ファイト-!!」
合宿中の駿台甲府・野球部も参戦!
やります!
「エヤササ アイヤ アイヤ 駿台」
1500m
午後8時5分、最終章。
500m付近、最後方。
「最後の200mを勝ち抜くために、ためた。内心焦ったが、平常心を保ち続けた」
3位以内を争うライバル達と牽制し合いながら、レースは後半へ。
山下、大丈夫か!?
900m付近、グループを抜け出す。
1200m付近。
勝負のラスト200m。
「レイ~、ラスト~!」
‟スタンドが壊れそうなくらいの声援”(三枝幸雄監督・駿台甲府)と共にフィニッシュ。
記録 4分41秒98/順位 11位/得点 668
この結果は。。。
総合得点を待つ。。。
3位入賞!!! やった、やったぞ、レイ!
総合5649点、自己ベスト更新。
最後で決めてくれた、我らがエース。県勢最初の表彰台だ。
「3位は嬉しい。みんなの応援がとても心強かった。ラスト200mはその声援で頑張れた」
苦手種目で自己ベストを出し、強い精神力で戦い抜いた。
‟描けないストーリーを描いた”(三枝監督)
この男に限界は無いように思える。
NO LIMIT
ついに開幕!
陸上競技(初日・ 中銀スタジアム)
午後1時、気温はグングン上がり34.5℃。灼熱の舞台に、高橋将平選手(たかはし しょうへい・韮崎高3年・城南中出身)が第2組に登場。
スタート直後、集団の前方に付ける。
ラストに強い高橋選手、好記録の予感。
しかし2周目から、暑さやプレッシャーからなのかジリジリと後退。
必死の走りを見せたが、4分06秒03の14位。
「最低でも予選突破」を目標に準備をしてきたが、残念な結果に終わった。しかし、最後まで諦めず力を出し尽くすラストスパートは、自己新(3分58秒)をマークした関東大会のレースを彷彿させた。
こんなはずじゃなかった。。。全身で悔しがる。
全国を感じた4分間。
‟山梨のムードメーカー”
明るく無邪気な笑顔にまた会えるだろう。
予選1・2組合わせ66名の強者が雄叫びを上げた。第2組・栄野比ホセ選手(えのび ほせ・山梨農林高2年・田富中出身)の投てき。
1回目:ファール
2回目:49m21
3回目:ファール
(※予選通過記録56m00)
相当の緊張があったのか。
課題であった左足への加重が足りなかったのか。
初のインターハイは24位(2組33名中)に終わった。
この経験は来年の力となる。
まだまだ2年生、‟えぇ伸び”に期待!
400m・予選6組、県勢女子トラック陣のトップ・バッター:山田美衣選手(ゼッケン519・左から3人目/駿台甲府・2年/駿中出身)
予選5組の”REPLAY"を見る。(右からレーン順に整列)
直前練習の300mポイント走で39秒台が出て、好調が伝えられた。
左足のテーピングは、昨日、念のため、ドクターに行く。
昨夜、使い捨てのコンタクトレンズが、残り1組しかない事が発覚。家族総出の処方箋探し。母から、準備不足を叱られる。
でも、夜10時には”グッスリ”
いざ出陣!
予選6組のメンバーは、今季ランキング順に、
福岡の選手:2レーン
京都の選手:4レーン
埼玉の選手:5レーン
山田美衣 :6レーン(ランキング全国28位)
神奈川の選手:8レーン
広島の選手:1レーン
北海道の選手:3レーン
北海道のもう一人:7レーン
「勝負!」
「号砲一発」・・・とは、・・・いきませんでした。
山田美衣に<警告>➡「SET」の声、クラウチング・スタートで腰を浮かして、ピストルを待つ。山田の右肩、右腕が”カクッ”と動く。乾いたピストル音が2度鳴る。山田に警告が与えられる。
「(ピストル)長いな、長いな、・・・カク、みたいな」
「これまで、フライングはしたことが無い」
「走れないで終わったら・・・どうしよう」
山田に動揺が走る。
しかし、”やり直しのスタート”、見事な反応でスタートを切る。
「バランス良く出られた」柔らかいフォームが伸びた。
飛ばす、飛ばす。300mを過ぎ、最後の直線をトップで。
「自分では飛ばしている感覚はなかった」
「バック・ストレート、風が”追ってくれる”感じがした」
他校の先生「前半を、あれだけ走れる選手はいない。あの娘は、強くなる」
残り50m、”ガクッと”スピードが落ちる。ストライドが伸びない。
もがく・あえぐ~6着、56秒97のゴール。
予選敗退。
”カクっ”に始まり、”ガクッ”で終わったレース。
「悔しい」
「あれで、後半、もつように、する!」
山田美衣の次のレースが、始まった。
コースに”一礼”
”出待ち”してくれた駿台クラスメイトと、”ハイ、ポーズ”
ウサイン・ボルトかな?・・・いいえ、違います。
来年の近畿インターハイ・陸上競技会場は、”あっち”の方向➡
「和歌山では、負けません」
レース後、初めて、山田が笑った。
・・・クラスメート「明るくて元気。陸上やってても、”アタマ イイ”。
ニ・ク・イ娘ですよ」
イ・イ・ネ!
インターハイを支え、たい。<支え隊>
甲府昭和高校<給水隊>
甲府昭和高校<給水隊・女子>
優しくしてくれて、ありがとう。
アゴのけが、早く治りますように。
<衣服・所持品 運搬隊>スタート地点からゴールへ。
<仲間の応援隊>
小林拓史選手(タクミ/甲府工業・3年)
相川礼夏選手(アヤカ/巨摩高校・3年)
「仲間が、強くしてくれた。感謝している」
ナカマニ「礼」ヲ ツクス「夏」
<祈り隊>
<喜び隊>
<ツメ隊>