第60回全日本中学通信陸上 山梨県大会 1日目
結果表
3年男子100m 決勝 廣瀬錬哉選手 県中学新記録 樹立!
廣瀬選手:予選11秒05(追い風0.1m/県中学新記録)
準決勝11秒27(向かい風0.7m)※準決は気負いが見られ上体が
やや反り気味で、推進力にブレーキがかかった。
土屋選手:予選11秒37(向かい風0.6m)
準決勝11秒56(向かい風1.6m)※予選で自身の持つ県中学記録
を廣瀬選手に100分の1秒破られる。本来の走りではなかった。
‟歴史的瞬間” 2人そろって香川へ。
県中学陸上史上、最もハイレベルなスプリント対決となった。
1位:廣瀬錬哉選手(ゼッケン500・ひろせ れんや・塩山中・3年)
11秒03。県中学新記録
2位:土屋拓斗選手(ゼッケン631・つちや たくと・石和中・3年)
11秒19。大会新記録
全日中陸上大会 参加標準記録
11秒20を両者とも突破。8月17日から香川県丸亀陸上競技場で開催される全日本中学校陸上競技選手権大会への出場権を獲得した。
準決勝の走りを修正し、予選記録11秒05を更に100分の2秒更新する県中学新記録。
「ヨッシャー!!」
塩山北小出身。身長167cm体重54kg。陸上とサッカーの2足のわらじ。ヴァンフォーレ甲府ジュニアユースに所属。どちらかと言うと、サッカー寄りの日常。100mの自己ベストは2年の夏の11秒34だった。土屋選手とは小学校時代からのライバル。日川高校時代、3年連続花園出場のラガーマンを父に持つスポーツ一家。得意な教科は、体育・理科・社会。集団的自衛権に関心を寄せる社会派。
一方、好物はラーメン、ラガーマンの父と八王子まで遠征する。
陸上かサッカーか⁉ハイレベルな迷いのスタートラインに立つ。
もう一人の雄・石和中 土屋選手。今日は敗れたが、全日中切符を手中に収め、一つの目標はクリア。
県中学陸上界の‟竜 虎”。
夢の10秒台突入が現実味をおびてきた瞬間でもあった。
3年女子100m 決勝
5レーン(左から4人目)石原佳菜選手(いしはら かな・田富中・3年)12秒87(向かい風2.2m)の好タイムでスプリント女王。
県中学総体・支部大会ランキングトップで臨んだ今大会。
リラックスした大きな走りで、5月の中学選手権の雪辱を果たした。
5月の中学選手権では13秒17で4位。
今日、予選では後半30mを流し、準決でも後半10mを流す余裕を見せた。
終盤を力まずに走り切る訓練にも見えた。
3年生、意地の12秒台。2年女子の記録(13秒08)を抑え込む。
2年女子100m 決勝
今日は、「しおん」の勝ち。
1位:飯島しおん選手 13秒08(ゼッケン528/山梨南中/予選13秒61・準決13秒00)
2位:山口華枝選手 13秒28(ゼッケン227/上条中/予選13秒46・準決12秒99)
日川小出身。山口選手とは小学校4年から競い合う仲。
「今日のパフォーマンスは、43点。タイムが不満」(ベスト12秒71)
「中学総体で全日中参加標準記録突破」
得意科目は体育・美術・理科。
2年最速女子はクールなスプリンター。
共通女子1500m 決勝(2組タイムレース)
飯島理子選手(甲府北中・2年)コンマ5秒に泣く。
タイムレース2組に登場。いつも通りスタート直後から独走。
400m通過:67秒
800m通過:2分24秒
1000m通過:3分02秒「飛ばしています」(場内アナウンス)
全日中記録突破(4分38秒00)が期待された。
4分38秒50。
「総体で4分35秒を切る」とキッパリ。
その時は、‟とびきりの笑顔”に出会いたい。
共通男子400m 決勝
望月康聖選手(早川中・3年・早川北小出身)52秒31。
早川中 陸上部、そして野球(身延シニア所属)を掛け持つ。
2年生まで100m・200mが専門。勝てなかった。
3年で400mに転向、負け知らず。
中学総体支部大会ランキング トップ。
走る度に自己ベストを更新する。
身延シニアの中堅手(センター)、県中学400m表彰台のセンターに立つ。
この大会の1位と中学総体(7/28・29)の1位・2位が関東大会に出場する。関東大会は、8月7日~8日平塚競技場(神奈川県)で開催される。
全日中は8月17日~20日まで、丸亀陸上競技場(香川県)。
参加標準記録が設定されており、この大会と中学総体のどちらかで突破しないと出場資格を得られない。但し、4×100mリレーは各都道府県1チーム(学校単独)出場できる。
大会1日目、全日中切符2枚。
大会2日目、7月13日(日)実り多き日となることを祈念します。