男女フィールド競技
※全競技男女結果表は「アーカイブ 5月(陸上県選手権 初日)をご参照下さい。
男子 砲丸投 決勝
2年ぶり2度目の優勝を果たした須田裕太郎選手(国士舘大2年・巨摩高出身)
3投目に13m91を投げ、トップ8入り。
トップ8、二番手につけたのは萩原怜選手(甲府昭和高3年・高校総体2位)
12m60。続いて雨宮巧選手(巨摩高2年・高校総体1位)12m46。
須田選手、6投目に14m53と記録を伸ばして戴冠。
2位:雨宮巧選手・12m83
3位:萩原怜選手・12m60
雨宮選手は総体で、須田選手の持つ大会記録14m68を更新する14m91で優勝。
なお県高校記録は須田選手の持つ15m39。
※高校砲丸6.0kg/選手権砲丸7.26kg
2年ぶりに今大会に参加。
「地元の仲間や恩師の声援が力になった」「今年中に15mを出したい」
女子 砲丸投 決勝
杉山愛海選手(山梨学院大2年・山梨学院高出身)4度目の砲丸女王に。
2011大会:10m52(学院高2年時)
2012大会:11m32(学院高3年時)
2013大会:11m21(学院大1年時)
そして今回、6投目の11m53で優勝。
円盤投でも4連覇達成。
2位:武井仁美選手 11m39(山梨高2年・総体1位)
3位:深澤葉月選手 10m86(巨摩高2年・総体3位)
6投目で自己新記録11m53を投げトップに立つ。
最終投てき者、武井選手の記録を見届けると、
「ヤッター!」の雄叫びを2回。初めてのタイトルのように喜んだ。
厳しい戦いの末の栄冠。
「混戦が良い結果につながった」
男子 やり投 決勝
青沼李軌選手(山梨学院高3年・総体1位)58m03で初の県王者に。
最終6投目の助走前。
予選1投目・2投目をパス。3投目に全てを賭ける。その3投目58m03が優勝記録となる。
「64mが目標だった。ぜんぜんダメです」
2位坂口正芳選手(山日YBS・中京大出身)最終6投目「やり いきます!」の直前。57m36で2位。
53歳、この大会、山梨県チャンピオンに輝くこと23回。前人未踏の大記録。
‟投てきフォーム日本一”と言われた坂口選手の一投に全選手の視線が注がれる。お手本。
3位には朝倉祥太選手(日本航空高3年・総体2位)善戦。
「総体と同じく記録を狙いすぎて力んだ。同じ失敗を繰り返した」
関東大会では反省を活かし、68mに挑む!
6月20日からの関東大会、総体チャンピオン・県選手権者・学院高陸上部主将として臨む。
奥様が応援に駆け付ける。試合後、‟鬼の坂口”から‟仏の坂口”へ。
デレデレでした。
9月19日から岩手県北上市で開催される「第18回アジアマスターズ陸上 兼 第35回全日本マスターズ選手権大会」に照準を合わせている。
ガンバレ!中高年の星。
女子 やり投 決勝
「一意奮闘」
岩尾玲奈選手(東京女子体育大3年・身延高出身)の3連覇を阻んだのは、同大学2年小林えり佳選手(東京女子体育大2年・桂高出身)
記録43m30。
「一意奮闘」
岩尾玲奈選手40m45で、今年は2位。
‟高校総体 至高の3冠”
望月愛美選手(山梨学院高3年・甲府南中出身)
39m36で3位。
3位(望月愛美選手)、4位(今村美月選手)、6位(深澤葉月選手)は高校総体トップ3。
大学2強には敵わなかった。
自己記録(40m50)を大幅に更新。
「驚いた」
男子 走高跳 決勝
優勝を決めた山路悟選手(国士舘大4年・桂高出身)2m01のジャンプ。
1回目失敗、2回目で決めた。
その後、2m07に挑戦するもバーは越えられなかった。
2011年大会(国士舘大1年時・1m98)に次ぐ2回目の優勝。
2位:水越海選手(上野原高3年・高校総体チャンピオン)
高校総体での1m95を上回る、1m98を1回目でクリアした。
その後2m01(写真)に挑戦するも越えられなかった。
3位:鈴木徹選手(プーマジャパン・筑波大/駿台甲府高出身)
日本人初の義足のパラリンピアンだ(パラリンピック過去4回出場)
2m01は跳べなかったが、この日の目標1m95は越えた。
この県選手権には毎年出場する。
「小瀬の雰囲気はやりやすい」
4位の小林祥典選手(都留興譲館教員)は、2連覇を2回(2009・2010/2012・2013)成し遂げている実力者。
「自己ベスト(2m05)を越えられず納得できないが、優勝出来て良かった」
目標は、日本インカレ(9/5~7・埼玉)出場。
※参加標準記録:A標準2m14/B標準2m11
鈴木選手は、第25回日本身体障害者陸上競技選手権大会(6/6~7・熊本)に出場。目標は2m。
女子 走高跳 決勝 小林選手 県タイ記録・大会タイ記録
優勝は小林未加子選手(日本女子体育大2年・富士河口湖高/吉田中出身)
過去2回優勝(2010年高校1年時/2013年大学1年時)している。
県タイ記録・大会タイ記録1m70を2回目で跳ぶ(1m73は失敗)
従来の自己ベスト(1m67)
1m70のジャンプ!
2位:田中女瑠萌選手(桂高2年・高校総体2位)
3位:田中瑠々花選手(大月東中2年・中学選手権2位)
目標は日本インカレ(9/5~7・埼玉)出場。
※参加標準記録:A標準1m73/B標準1m69
男子 三段跳 決勝
3年ぶり2度目の優勝。
国士舘大3年・赤池拓哉選手(甲府工高出身)15m21の好記録。
この日の男子フィールドは‟国士舘day”
・スポーツアスリートは、スポーツが「人を生かし、国を活かし、世界に貢献する」ことを知る。・・・「国士舘スポーツアスリート憲章」より
目標は16mを跳ぶこと。
女子 三段跳 決勝
右足首に不安を抱えつつ出場。12m30の記録を持つ彼女にとっては平凡な記録・11m89で選手権初優勝。
右足をかばっての跳躍だったと思われる。
不安を解消して関東大会に臨んで欲しい。
お詫び
大会2日目(6/1)の男女トラック競技及び男女混成競技は、6月3日にご案内します。
なお大会初日(5/31)女子4×100mR 予選の4組の解説に誤りがありました。ホームページ「お問い合わせ」よりご指摘頂きました。誠に申し訳ございませんでした。訂正致しました。
本当にありがとうございました。
スポーツ山梨・スタッフ一同
男子200m 決勝
13時現在のグラウンドコンディション:気温32.5℃・湿度29%・晴れ。
コーナーを抜け、向かい風1.9mが待ち受けるホームストレートへ。
第3レーン・小田遼太選手(駿台甲府高3年)抜群のコーナーワークで前半から果敢に飛ばす。
小田選手21秒96のフィニッシュ。
5レーンの笹本大夢選手(甲府工高3年)後半に強さを発揮し、22秒11で2着。
3着は6レーンの遠藤修平選手(国士舘大3年)22秒11、2位と同タイムながら着差あり。
自己ベストは21秒65。
「関東大会では21秒50を目指す」
高校チャンピオン・積極的なレースで押し切る。
女子200m 決勝
左
予選1組:1着5レーン松山選手(都留AC)25秒63。
中
予選2組:1着6レーンオレンジのユニフォーム山口初乃香選手(都留文科大4年)26秒45。
2着5レーン村松歩選手(山梨高3年)26秒48。
右
選4組:1着4レーン寺本有那選手(東京女子体育大1年)25秒90。
2レーン山口華枝選手(上条中2年・県中学選手権100m・走り幅跳チャンピオン)26秒70。+4で決勝進出。
腕を横に振る独特の走法。コーナーを抜け、追い風0.6mの恩恵を受けつつ、さらに加速する。
食らいつくのは、3レーン昨年総体短距離3冠の寺本選手(駿台甲府高出身)
好タイム25秒16のフィニッシュ。
1レーン中学2年生上条中の山口選手5位でフィニッシュ。26秒60。200mへのチャレンジに拍手。
村松歩選手(山梨高3年・総体27秒44)記録を大幅に短縮し4位入賞。
2年連続短距離2冠達成の松山選手。
「今年中に県記録24秒31を破りたい」
駿台甲府高OG、3位までを独占。
男子800m 決勝
14時現在のグラウンドコンディション。気温34℃。
260~270m付近。
400mを57秒で通過。
集団で最後の直線勝負。スプリント勝負に勝ったのは鶴崎大輔選手(福島大2年・吉田高出身)1分58秒58。
総体チャンピオン都留高3年 三上選手。1分59秒28で5位。
高校生トップは富士学苑高3年 清水選手(総体5000m6位)が4位。1分59秒27。
目標は、日本インカレ出場と52秒台。
「1周目はスピード、2周目は粘りあるレースをしたい」
女子800m 決勝 島田選手 大会新記録
高校総体チャンピオンとして臨み、見事大会新記録で優勝した島田美穂選手(山梨学院高2年・御殿場市富士岡中出身・高校総体チャンピオン)
1週目270m付近、先頭でレースを引っ張る。記録に挑戦する強い姿勢を感じた。
島田選手を先頭に、400mを66秒で通過。600mを1分41秒で通過。記録への期待が高まる。
山梨学院高2年生トリオ。ワン・ツー・スリー・フィニッシュ!
「高校総体1位・2位・4位」
中学選手権チャンピオン・村松実桜選手(櫛形中3年)6位入賞。
「大会新記録だが中学生の持っていた記録(2分16秒16/萩原智美/英和中/1998年)だから嬉しさ半分」
苦しい時にこそ笑顔を心掛けている。
男子400mH 決勝
2連覇を達成した中込清太選手(東海大2年・巨摩高出身)の力強いハードリング。記録52秒02の好記録。
大学勢が上位を占めた。
母校・巨摩高で教育実習を行った中込選手。6位入賞の巨摩高2年・築野凌選手にもハードルを指導した。
「巨摩高生に負けなくて良かった。面目を保ちました」
日本インカレ出場&決勝進出を目指す。
男子5000m 決勝
ラスト1周でスパート。独走で優勝した篠塚春希選手(中村農場)
記録15分25秒55。
5000m・10000m 6連覇の王者・依田崇弘選手(山梨学院クラ)は4位。
篠塚選手「やっと勝てた」
「山梨学院大学時代、一度も箱根を走れなかった。その悔しさを晴らすため、山梨で勝負することを決意した」
女子5000m 決勝
1位・2位・4位・5位・6位 は韮崎高。グリーン旋風。
優勝は初鹿野香里選手(韮崎高3年・石和中出身・写真左)18分07秒58。
初日の1500mでも4位入賞。
女子400mH 決勝
2位に3秒以上差をつけて圧勝した内田莉奈選手(東京女子体育大2年・巨摩高出身)記録は1分03秒45。
2012大会巨摩高校時代以来、2度目の優勝。
400mHの‟4”
高校総体1分07秒05で優勝の石川愛梨選手(巨摩高3年)は1分06秒60で2位。
‟チームコマ” 健在。
日本インカレ入賞を目指す。
「私が活躍することで後輩たちのシゲキになればいいですね」
試合当日の‟勝負メシ”はメロンパン。
男子5000mW 決勝
笹川友輝選手、6連覇!(桂高~山梨学院大~山梨大AC)22分18秒00。
高校総体1位の若林亮太選手は25分35秒69で3位。総体時より23秒以上短縮。
県記録19分42秒33、大会記録20分22秒71の保持者。
今年の長崎国体メンバー入りを目指す。
「がんばらんば」
男子 十種競技
山本武選手1500mでの力走。巨摩高1年生ながら8位入賞。3316点。
7連覇を含む8度の優勝を誇る澤邊直人選手(3位・山梨大AC)を抑え、深澤宇善選手(国際武道大3年・都留高/大和中出身)が優勝。6024点。
目標は、日本インカレ出場と6500点以上獲得。
女子 七種競技
連日30℃を越す猛暑の中、鉄人たちの最後のレース800m。
望月愛美選手(山梨学院高3年・甲府南中出身)が高校総体に続き優勝。
都留高コンビ・三神里菜選手(3年・総体7位)と長沼未希選手(2年・総体4位)躍進!
パワー、スピード、持続力、瞬発力、全てを兼ね備えた クィーン・マナミ!
男子 4×400mリレー決勝 ‟マイルだ!祭りだ!”
1着:駿台甲府高A 「エヤササ アイヤアイヤ」
2着:日本体育大 「エッサッサ」
3着:駿河台大 「しゅんた」
4着:巨摩高 「チーム・コマ」
5着:甲府南高 「開拓者精神」
6着:甲府工高 「讃へばや いざ」
7着:山梨学院高 「舞鶴城の夢はるか」
8着:駿台甲府高B 「エヤササ アイヤアイヤ B」
女子 4×400mリレー決勝 ‟マイルのカーニバル”
‟32枚の栄冠”
1着:駿台甲府高A また「エヤササ アイヤアイヤ」
2着:巨摩高 再び「チーム・コマ」
3着:韮崎高 「百折不撓」
4着:駿台甲府高B またまた「エヤササ アイヤアイヤ B」
5着:桂高 「己に克て」
6着:山梨学院高 「舞鶴城の夢はるか」
7着:甲府西高 「n‐stage」
8着:身延高 「質実剛健 互助互譲」‟スポーツ身高(振興)”
会長杯(最優秀選手)・飯室杯(フィールド優秀選手)・饗場杯(トラック優秀選手)
授与者
左から、
山梨陸上競技協会 専務理事 保坂一仁氏(会長杯)
飯室芳男氏 1952年ヘルシンキオリンピック三段跳び6位
現在日本体育協会参与
饗場正文氏 1957年100m10秒4日本最高記録
現在日本陸上競技連盟参与
左から、
饗場杯受賞者:杉山誠選手(駿河台大4年・駿台甲府高/甲府東中出身)400m大会新記録樹立。48秒25。
会長杯受賞者:小林未加子選手(日本女子体育大2年・富士河口湖高/吉田中出身)走高跳 県タイ記録・大会タイ記録樹立。1m70。
飯室杯受賞者:高橋大地選手(山梨県体育協会・山梨大/身延高出身)ハンマー投 8連覇達成。58m66。
フィナーレはお約束のフォト・リレー
「戦いすんで 日が暮れて」・・・お疲れ様でした。