ついに開幕　県高校総体

左から

甲府城西・韮崎工業・甲府一・峡南（２本）・甲府工業（３本）・日川・山梨の各校団旗が堂々とそびえ立ちました。高校総体発進！

午前７時３０分　甲府工業応援団の校歌斉唱を皮切りにエールを交換し、総体での健闘を誓い合った。

先導は、甲府商業ソングリーダー部の華やかな行進。

来賓ならびに大会役員。

本県高校生の最大スポーツ行事　開幕。

「する。見る。支える。この３つの観点から、心に残る有意義な大会にするよう頑張りましょう」

「育んできた力を思う存分発揮し、感謝の気持ちを忘れずに、正々堂々と戦うことを誓います」

３６校・総勢８７１名が開会式を盛り上げた。

陸上競技

武井仁美選手（たけい ひとみ・山梨高２年）の5投目。澤登選手（山梨学院高・５投目11ｍ89）の追撃を振り切る１投。

昨年10ｍ９８で2位の武井選手。1m以上伸ばし戴冠。

バーの高さ１ｍ６０cmから始まった男子走り高跳決勝。１ｍ９０cmで5名に絞られる。その高さを他の4選手は失敗し、以降ディフェンディング・チャンピオン水越海選手（みずこし かい・上野原高3年）の一人舞台。１ｍ９０cmを１回でクリアし、バーを１ｍ９５ｃｍに上げる。この写真は3回目試技で１ｍ９５ｃｍクリアしたもの。その後バーを３ｃｍ上げ、１ｍ９８cmに挑戦。

1年からインターハイに出場。昨年、左足首を痛め本来の彼ではなかった。

１ｍ９８ｃｍへの最終トライアル、彼は助走距離を約５ｍ伸ばす賭けに出た。助走を10歩から12歩に変えるも、惜しくもバーは落ちた。

山梨インターハイ入賞の有力候補。完全復活を望む。

甲府昭和のハイジャンプ・トリオ、健闘す。

１ｍ６１で桂の田中選手が脱落。バーの高さは１ｍ６４に。剱持選手、2回目で成功。その時の写真。その後バーを２ｃｍ上げ、一番古い総体記録の更新に挑むもクリアならず。大会記録更新は来年に持ち越す。

なお、一番古い総体記録は1981年（昭和56年）山梨高の原田真妃選手の持つ１ｍ６５。原田選手は、昨年総体女子短距離3冠に輝いた、寺本有那選手（駿台甲府）のお母様である。・・・by 良く分かる場内アナウンス

２年4人、1年１人。頼もしい。

‟クリア・ナナ・メルモ”　 欧米かっ！？

お茶目な仲良しトップアスリート。

自己ベスト１５ｍ０８には及ばなかったが、１４ｍ９１を投げ大会新記録を樹立した雨宮巧選手（あめみや たくみ・巨摩高2年・櫛形中出身・身長176cm体重96kg）の最終投てき。

昨年総体は１３ｍ３２で2位。

関東大会は１５ｍ４０を狙う。目標もビックな県高校新記録。

好物はたこ焼き。

優勝した巨摩・石川選手のホームストレート。

400Hガールズ。

石川愛梨選手（いしかわ あいり・巨摩高3年・若草中学出身）

朝は塩パスタを食べてきました。

決勝のスタートダッシュ。前傾姿勢を保ち、加速する各選手。優勝は左から4人目第4レーンの齊藤選手。ピンクのハチマキが疾走する。

残念ながら向かい風2.4m。小瀬の午後の風は気まぐれ。

「風に克つ」12秒68は自己ベスト。

スプリント女王は桂。

男子400ｍハードル決勝のフィニッシュ。

巨摩のお家芸・400ｍハードル。「チームコマ」大活躍。

‟疾きこと　風の如く”・・・良く分かる場内アナウンスより。

ディフェンディング・チャンピオン小田選手（第4レーン・駿台甲府）

隣にピンクのハチマキ・昨年3位の豊島選手（桂）

「己に克ち　向かい風に克ち　小田に克った」

3位入賞は第１レーン齊藤選手（日大明誠）

女子に続き、またしても意地悪な風。

甲府工業、表彰台に2人乗る。男子4×100mリレーで駿台甲府を脅かしたのもうなずける。古豪復活。

アゲインストの風を切り裂いた‟最速男女”

左

齊藤莉奈選手（さいとう りな・桂高2年・東桂中学出身・身長160cm）

「関東大会への課題はスタート。今日もビリだった。それとメンタルが弱すぎる。克服したい。好きな食べ物はカルボナーラ。今朝はごはん、海苔、かぼちゃ」

「豊島先輩は筋肉フェチですよ」

右

豊島泰生選手（とよしま たいせい・桂高3年・大月東中学出身・身長164cm）自己ベスト10秒98。

「課題は大きな大会では3本（予選・準決勝・決勝）揃えなくてはいけない。3本をどう走るかだ。好物はラーメン。今朝はごはんをしっかり」

「筋肉フェチですか」と問うと照れくさそうにウェイト・トレーニングが好きですと答えた。ゴムまりの様な力強く弾む走りは‟筋肉フェチ”の賜物か。

仕事帰りに、母校駿台甲府の応援に駆け付けた佐野夢加さん。佐野さんのオーラに触発され、明日の駿台甲府は「エアササ　アイヤ　アイヤ　駿台甲府」躍進間違いなし。

小瀬武道館第一武道場。男10校、女7校の参加。

男子個人組手、女子個人組手、男子個人形、女子個人形が行われた。

女子個人組手の決勝戦。

左

山本美香選手（やまもと みか・日本航空高3年）

右

岡部美玖選手（おかべ みく・山梨学院高2年）

1位は岡部選手。

男子個人組手の決勝戦。

左

中澤弘輝選手（なかむら ひろき・日本航空高3年）

右
中村良太選手（なかむら りょうた・日本航空高3年）

1位は中村選手。

女子個人形1位の宇海水稀選手（うがい みずき・日本航空1年・長野県大町市立第一中学出身）

形は「スーパーリンペイ」

この最高難度の形で昨年12月の空手アジア大会「１４歳～１５歳女子形の部」優勝。

男子個人形1位の村田望留選手（むらた みる・山梨学院高3年）

形は「チャタンヤラ　クーサンクー」

山梨学院高 表彰選手

左から

武井日花里選手（たけい ひかり・3年）女子個人形2位

岡部美玖選手（おかべ みく・2年）女子個人組手1位

村田望留選手（むらた みる・3年）男子個人形1位

舟久保絢哉選手（ふなくぼ じゅんや・2年）男子個人形2位

日本航空高 表彰選手

前列左から

杉本りさ選手（すぎもと りさ・2年）女子個人組手3位

山本美香選手（やまもと みか・3年）女子個人組手2位

宇海水稀選手（うがい みずき・1年）女子個人形1位

田中優里奈選手（たなか ゆりな・3年）女子個人形3位

後列左から

中村良太選手（なかむら りょうた・3年）男子個人組手1位

中澤弘輝選手（なかざわ ひろき・3年）男子個人組手2位

櫻井優稀選手（さくらい ゆうき・3年）男子個人形３位

望月涼雅選手（もちづき りょうが・3年）男子個人組手3位

第６６回 山梨県高等学校総合体育大会 春季大会

　陸上競技の部　開幕

５月７日の総合開会式に先立ち、陸上競技の部が開幕した。

高体連陸上競技専門部・赤池亨部長（甲府一高校長）の挨拶。

「全国で一番早いインターハイの予選会。思う存分力を発揮してほしい。開催の３日間（３日・７日・８日）は暑さ対策をして体調を管理して欲しい。７月３０日から８月３日のインターハイには５０００人近い選手が来県する。大会成功にはおもてなしの心が大切。地元開催のインターハイ目指し頑張ってください」

優勝杯返還。

男子・青沼李軌（あおぬま りき・山梨学院高校・男子主将）
女子・近藤祐未（こんどう ゆみ・山梨学院高校・女子主将）

選手宣誓。

選手代表は、２年連続アベック優勝・山梨学院高校。

１位・普久原選手（甲府工業）は昨年３ｍ７０で4位。

2位・芳賀選手（甲府工業）は昨年３ｍ６０で7位。
3位・保坂選手（甲府工業）は昨年３ｍ５０で6位。

3選手とも昨年の記録を大幅に上回り表彰台を独占した。

１位から3位は全員2年生。投てき界に農林台頭の兆し。

１位の村田選手（山梨学院大附・3年・昨年5位）と2位の星野選手（桂・3年・昨年1位）の差は僅か５ｃｍ。

優勝した青沼李軌選手（あおぬま りき・3年・山梨学院大附・昨年３５ｍ１０で3位）の6投目。リリースされた円盤は比較的低い弧を描き、多少ぶれながらも良く伸び、右サイド４０ｍラインを越えた。投てきサークルゾーンの後ろに陣取った学院高応援団席から歓声があがる。従来の大会記録を２５ｃｍ更新する４０ｍ６２の大投てきであった。

ベストパフォーマンスで‟投てき王国”を守る男子主将・青沼選手。

最強山梨学院コンビ（近藤・剱持）の一角を崩し、2位の藤本選手の跳躍。

彼女自身のベストには遠かったが、安定したジャンプを見せたエース近藤選手。

甲府昭和コンビ

左

宮川蘭子（みやがわ らんこ・1年）

1年生ながら、2回目で５ｍ５５を跳び先輩を脅かした。

右

岡部美和（おかべ みわ・3年）

2年連続入賞。関東大会での巻き返しを期す。

駿台甲府コンビ

左

藤本真優（ふじもと まゆ・3年）

ポテンシャルの高さはお墨付き。更なる飛躍が期待される。

右

井上萌花（いのうえ もえか・2年）

駿台甲府ポスト藤本の1番手。

更に進化する最強山梨学院コンビ

左

剱持クリア選手（けんもち クリア・2年・山梨南中出身）

「この大会で理想とするカタチが見えてきた。目指すは関東大会６ｍ１０、インターハイ６ｍ３０で優勝」

「姉にビデオを送り、アドバイスを受けている」

※姉：剱持早紀選手（山梨学院高校～筑波大）

「‟勝負メシ”はカレーです。今日の朝もしっかり食べてきました」

右

近藤祐未選手（こんどう ゆみ・3年キャプテン・塩山中出身）

総体は学校対抗でもあるのでキャプテンとしての重責がプレッシャーになったのではないかという質問にきっぱりと否定し、

「関東大会にピークが来るように調整しています」

しっかりと現在の自分を分析・把握していた。

地元インターハイでのビックジャンプをしっかりと見据えている。

優勝・山下黎選手（やました れい・駿台甲府3年・石和中出身）

助走のスピードをそのまま活かした天性のバネを感じる力強いジャンプ。

昨年同種目2位、６ｍ６８を大幅に更新し、大会記録にあと５ｃｍと迫る。

昨年8種で大会新記録を樹立したオールラウンドプレーヤー。

新年度全国高校ランキング8種競技10位。
関西勢が強敵だが、地元開催の利を活かしテッペンを目指す。

昨年1年生で6位入賞のの佐野選手。記録を5分縮め栄冠をつかむ。

28度前後の過酷な条件下でのレースだった。

‟４”　私たち４００ガールで～す。

優勝・山田美衣（やまだ みい・駿台甲府中出身）

美衣（me）は４！ 昨年、短距離3冠の寺本有那先輩の記録に迫る好走。2年生ながらマイル王国駿台甲府を背負う。

４００ボーイズ。

優勝・渡邊黎旺選手（わたなべ れお・駿台甲府3年・駿台甲府中出身）

４００ｍのスペシャリスト。関東新人大会2位。新年度全国高校ランキング28位。３００ｍからは比類なき強さを誇る。

最終第3コーナーを先頭で周り、ラストスパートで逃げ切りを図る優勝者・韮崎の保坂選手。

１５００の韮崎。看板は守られた。

韮崎の看板娘

左

原恵梨子選手（はら えりこ・1年・韮崎西中出身）

中

保坂野恋花選手（ほさか のこか・2年・山梨大附属中出身）

「学院との勝負に徹し、タイムより順位を優先した」

右

山崎あかね選手（やまざき あかね・3年・韮崎西中出身）

ラスト一周・バックストレートでの先頭争い。

都大路2区・区間2位の快走が記憶に新しい 2年小林雄斗選手。

2011年駿台甲府の先輩が樹立した48秒33を100分の2秒更新。

次は、2007年やはり駿台甲府先輩の打ち立てた県高校記録47秒66の更新を目指す。

第2走、バックストレートでの力走。早くもリードする6レーン駿台甲府。

リレーは盛り上がる。表彰後も今日一番の笑顔で‟ピース”

甲府西と甲府昭和の健闘が光る。

会場のボルテージMAX！

ゴール前の大接戦。甲府工業vs駿台甲府のアンカー勝負。

女子同様、観客席と一体となったリレーメンバー。

甲府西と甲府南の健闘を讃える。

王国の笑顔。

ターコイズブルー軍団。

「100分の1秒を削る」

桂高校名物・人文字応援。今年から都留興譲館も加わる。

ご存じ、YGU。

「エヤササ　アイヤアイヤ　駿台」